特集記事

事業を活用してリフォームした家で快適に暮らす吉岡さん(右)

 

子育てしやすく、高齢者が住みやすい
家へリフォームしよう!

県では、子育て世帯が安心していきいきと暮らせ、高齢者や障がい者が安全に生活できるよう住宅の改修費に対する助成を行っています。この助成を活用してリフォームしませんか。

Before:現在のキッチンにあった和室

After:改修により脱衣所、キッチン、インナーテラスを一直線に配置

吉岡さんは令和5年、妻と3人の息子と生活しやすい家にするため、子育て配慮改修(25万円)と耐震改修(30万円)の助成事業を活用し、家をリフォームしました。
もとは昭和20年ごろに建てられた母親の実家でしたが、20年ほど前から空き家になっていました。「放置しておくのはもったいない」と改修して住むことを決意しました。
和室をキッチンに改修。以前はキッチンと風呂場が離れていましたが、脱衣所、キッチン、インナーテラスが一直線になった家事動線に配慮した間取りに変えました。住宅全体のリフォームを行ったため、多額の費用がかかりましたが計55万円の助成が受けられました。「子育てでまだまだお金がかかる中、とても助かりました」と吉岡さん。新しくなったわが家で楽しい日々を過ごしています。

しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業

助成メニュー1|
子育て配慮改修
助成対象
18歳未満の子どもまたは妊娠中の方がいる子育て世帯の住宅。
子育て世帯が近居する親世帯の住宅

工事例
転落を防止する手すり設置、子育てしやすくするためのキッチンの広さ確保や使いやすさを向上させる改修など

助成メニュー2|
バリアフリー改修
助成対象
60歳以上の方または身体障がい者が
居住する住宅

工事例
玄関ポーチにスロープを設置、
廊下等に手すりを設置など

基本助成額
助成対象工事費の1/4以内の額で、一戸あたり上限25万円
次の条件に該当する場合、助成上限額がアップします
・一定の耐震改修を行う場合
+30万円
・子育て世帯と親世帯が
 同居・近居する場合 +10万円
・空き家バンク登録住宅を購入して
 改修する場合 +10万円
※工事費40万円以上の工事が対象
加算条件を満たせば
最大75万円助成!
主な助成条件
昭和56年6月1日以降に着工された島根県内の既存住宅
●昭和56年5月31日以前に着工された住宅は、耐震診断が必要です
※耐震性を確認できた住宅または今回の改修で一定の耐震改修を行う住宅は対象となります
●過去に当事業の補助を受けていないこと
着工前の申請・審査が必要です

 

令和6年6月議会によって議決されて「一室でも耐震補強リフォームの助成事業」が追加されました。

受付窓口/島根県建築住宅センター TEL 0852-33-7268
問い合わせ先/島根県建築住宅課 TEL 0852-22-5226