特集記事
松江北高校出身
弁護士
松江南高校出身
大学4年
宍道高校出身
大学3年
自治
会長
出雲高校出身
島根県職員
A
久保田 高校の先生に勧められ、親に相談したら「いいね、入ろう」と、すぐに決まりました。一人暮らしに憧れはありましたが、同郷の友だちがいたり規則正しい生活もできたりして、入って良かったと思います。
寺井 私は高校の進路指導室にポスターが貼ってあって、「大阪に進学するならここかな」と思ったのがきっかけでした。両親に提案したところ、食事付きでセキュリティー的にも安心とのことで同意してくれました。1年過ごしてみて合わなかったら出ようと思っていましたが、居心地が良すぎて6年いました。

Q会館での生活はどう?
A
久保田 大阪にいるのに島根の知り合いがいて、楽しいです。門限や外泊も、きちんと連絡さえすれば大丈夫なので煩わしさもありません。
板倉 一人だと心細いですが、地震や台風など災害時も安心ですよね。
山本 感染症にかかったとき、病院や手続きのことでどうしたら良いか不安でしたが、館長がいてくれて、安心でした。一人暮らしだったら困っていたと思います。また、ここで仲良くなった友だちとよく遊びます。会館に入っていなかったら出会っていなかったと思うので、そういう縁があることも魅力の一つです。
寺井 私も会館で出会った親友がいます。社会人になった今でも毎日のように連絡を取り合っていて、会館を出てからも仲良くしています。学校の友だちとは違う、家族のような感覚です。
Q将来についてどのように考えていますか?
A
山本 薬剤師を目指して大学で学んでいます。もうすぐ実習が始まりますが、県大阪事務所が発信するインターンシップやイベントなど島根県での情報を会館で得ることができました。体験や実習を通して島根の医療事情を学んだ上で、働くことを具体的に考えたいと思っています。
久保田 島根に戻って公務員になることを志しています。旅行が好きで、以前は大阪に残って観光業に就きたいと考えていました。昨年いつもより長く島根に帰省したのですが、百貨店やスーパーなど、今まで当たり前にあったものがいつの間にかなくなっていて寂しさを感じました。その中で、島根に住んだ状態であらためて島根を見つめたいと思うようになりました。会館(大阪)で過ごしたことで、地元にいた時には感じていなかった親しみを持ったのだと思います。
Q会館での経験を振り返っていかがですか?
A
板倉 大学のコミュニティーは自分の行動範囲に限られますが、会館にはいろいろな学校に通う学生がいるので、社交性を身につけられたと思います。それぞれの専攻の話など、知らない知識を得られたりするのはここの会館ならではです。こうした経験が仕事でも下地として生きていると思います。
寺井 ロースクールの入試勉強でつらかったときも、近くに友だちがいて支えてくれました。今は弁護士として大阪で働いていますが、会館での経験から「島根愛」がより強くなったと思います。入寮生が困っていたら相談に乗りたいと思います。恩返しのような気持ちです。
久保田 会館での生活やコミュニティーは貴重なものです。関西方面への進学を考えている皆さん、ぜひ来てみてください!

食堂

浴室


問い合わせ/公益財団法人島根県育英会 TEL 0852-28-1981