特集記事

島根県では、原木生産量や林業就業者が近年増加しています。さらなる新規就業者確保を目指す中、職業としての林業への理解を深めてもらおうと、高校生を対象とした林業体験ツアーを東部、西部、隠岐地区で実施しています。
林業をより具体的に体感することで、農林大学校への進学や就業につながることを期待しています。

 

今年7月、県東部で高校生を対象とした2日間の林業体験ツアーを実施しました。県東部と隠岐の3校から9人が参加。初日は飯南町にある県立農林大学校林業科で、教室や寮などの施設見学や、チェーンソーやドローン、林業機械の操作を体験しました。
2日目は、飯石森林組合の高性能林業機械で作業を行っている伐採現場と、出雲地区森林組合の下刈り現場を見学しました。若手就業者との意見交換もあり、2日間で林業や農林大学校での学びについてイメージを膨らませました。

 

 

1日目

  • ●中山間地域研究センターにて開講式
  • ●農林大学校林業科の説明・施設見学
  • ●林業機械操作体験
  • ●農林大学校生との意見交換
  • ●参加者交流会
  • ●宿泊

2日目

  • ●飯石森林組合の伐採作業現場見学、若手就業者との意見交換
  • ●出雲地区森林組合の下刈り現場見学、若手就業者との意見交換

 

学校で林業を学んでいて、魅力を感じました。林業に関わる仕事に就きたいと考えています。実際に体験したり現場を見たりする機会があり、資料だけではわからないことも聞くことができたので良かったです。より興味が湧きました。

中学校の職業体験に行った経験から、少し林業に興味を持っていました。ツアーを知って面白そうだと思ったので、絶対に参加しようと決めていました。機械の操作は、最初は難しかったけど、やっていくうちに慣れてとても楽しかったです。

 

問い合わせ/島根県林業労働力 確保支援センター TEL 0852-32-0253