しまねCOLORS
洋上にともるいさり火(隠岐)
隠岐の島々を囲む夕暮れの海に、ぽつり、ぽつりと灯がともる。イカ釣りのいさり火だ。豊かな漁場に恵まれた隠岐には白イカ、シマメと時季ごとのイカが回遊する。北前船が日本海を往来した当時には、加工されたスルメが交易品として各地へ運ばれたという。洋上の灯火は、海とともに生きてきた隠岐の営みそのもの。残照が消えても、その輝きは島の夜を彩り続ける。
しまねCOLORS
隠岐の島々を囲む夕暮れの海に、ぽつり、ぽつりと灯がともる。イカ釣りのいさり火だ。豊かな漁場に恵まれた隠岐には白イカ、シマメと時季ごとのイカが回遊する。北前船が日本海を往来した当時には、加工されたスルメが交易品として各地へ運ばれたという。洋上の灯火は、海とともに生きてきた隠岐の営みそのもの。残照が消えても、その輝きは島の夜を彩り続ける。