特集記事

島根県では薬剤師が不足しています。医療の質を維持するため、県は薬剤師を目指す高校生や薬学生・薬剤師への支援制度を設けて人材確保に取り組んでいます。
また、県内に薬学部を持つ大学はありませんが、神戸薬科大学と明治薬科大学には、薬学部のない県を対象とした「地域枠」があり、授業料の減免(※)により国公立大学並みの費用負担で学ぶことができます。
今回は、神戸薬科大学で学ぶ島根県出身の学生2人に、薬剤師を志した理由や将来の目標を伺いました。
※神戸薬科大学では、年間授業料のうち、7割近くを学校が負担。卒業後、薬剤師として出身地で9年間就業することで返還が全額免除される。

 

Q薬剤師を目指すきっかけは?
A
藤田 幼い頃から通院しており、薬が心の支えでした。飲みにくい薬も、薬剤師の方が飲みやすい方法を教えてくださり助けられました。私も薬の力で患者さんを元気にしたいと思ったことがきっかけです。
陶山 もともと医療職に関心があり、高校2年のときに参加した県薬剤師会のセミナーで薬剤師の仕事を知りました。地域に貢献できる点に魅力を感じ、地元の役に立ちたいと考えるようになりました。

Q地域枠での入学の経緯は?
A
藤田 国立大学や別の私立大学の特待生制度を目指していましたが、高校の先生にこの大学の地域枠のことを教えてもらい、調べました。カリキュラムに魅力を感じたのと、単科大学で同じ目標を持つ仲間と学べる点に惹かれ、入学を決めました。
陶山 関西の私立大学を調べる中で地域枠を知りました。学費が国公立並みになり、家族の負担を抑えて進学できる点が大きな決め手でした。

神戸薬科大学


Qどんな薬剤師になりたいですか?
A
藤田 地域の方が相談しやすく、生活背景や不安にも寄り添える薬剤師になりたいです。医師や看護師と連携しながら、地域医療に貢献できる存在を目指しています。
陶山 病院や薬局、製薬企業など進路は幅広く、まだ迷っていますが、今は病院か薬局で働きたいと考えています。地元で信頼され、一人一人に寄り添った医療を提供できる薬剤師が目標です。

支援制度のご紹介

問い合わせ先/薬事衛生課 TEL 0852-22-6529