特集記事
楽しそうにご飯を食べる子どもたち
子ども食堂
交流の輪が広がっています
「子ども食堂」が、県内各地で広がっています。子どもから大人まで年代を問わずさまざまな人が利用し、地域の新しい交流の場となっています。
子ども食堂とは
子どもや保護者および地域住民に対し、無料または低額で栄養のある食事を提供する活動。「地域食堂」などと称する団体もあります。県内では令和5年9月末現在で85箇所※が開設されています。
※島根県社会福祉協議会把握数
みんなが集まる居場所に 地域食堂おむすび(美郷町)
調理するおむすび実行委員会のメンバー
地域食堂おむすび開催日の夕方。「コロッケおいしい?」との西上時恵代表の呼びかけに、訪れた子どもたちは「おいしい」と即答。「おいしい?って聞かれてそれ以外言えないよね。ごめんね」と返すと、食堂は笑いに包まれました。にぎやかないつもの光景です。
おむすびは令和3年12月に開設。民生委員だった西上代表が朝ご飯を食べてない子どもが多いことや、一人暮らしの高齢世帯が増えていることなどから必要性を感じて始めました。
現在は月に3~4回ほど町内で開催し、軽食を提供しています。開催日には「いい匂いがしてるね」「まだある?」などと子どもから高齢者まで絶えず訪れる盛況ぶりです。
友人と訪れた小学校5年の佐藤詩空さんは「すごくおいしい。おなかがすいた時に食べられるのでうれしい」と笑顔。母のエリカさんも「習い事に行かせる前においしい食事をいただけて助かる」と話します。
開設して2年。子どもに限らず誰でも利用してもらいたいとの願いを込めて「地域食堂」と名づけたとおり、町内の多くの人が訪れる場として浸透しつつあります。
西上代表は「地域のつながりが薄くなっている時代だからこそ、いろんな人が集まれる居場所にしたい」と思い描いています。
おむすびは令和3年12月に開設。民生委員だった西上代表が朝ご飯を食べてない子どもが多いことや、一人暮らしの高齢世帯が増えていることなどから必要性を感じて始めました。
現在は月に3~4回ほど町内で開催し、軽食を提供しています。開催日には「いい匂いがしてるね」「まだある?」などと子どもから高齢者まで絶えず訪れる盛況ぶりです。
友人と訪れた小学校5年の佐藤詩空さんは「すごくおいしい。おなかがすいた時に食べられるのでうれしい」と笑顔。母のエリカさんも「習い事に行かせる前においしい食事をいただけて助かる」と話します。
開設して2年。子どもに限らず誰でも利用してもらいたいとの願いを込めて「地域食堂」と名づけたとおり、町内の多くの人が訪れる場として浸透しつつあります。
西上代表は「地域のつながりが薄くなっている時代だからこそ、いろんな人が集まれる居場所にしたい」と思い描いています。
楽しそうにご飯を食べる子どもたち
子ども食堂に行こう
県内で子ども食堂を運営する団体への情報提供や支援を行う「しまね子ども食堂ネットワーク」のホームページでは、各市町で開設されている子ども食堂の一覧を公開しています。
また、子ども食堂を運営したいという方へは県の支援制度もあります。
県内で子ども食堂を運営する団体への情報提供や支援を行う「しまね子ども食堂ネットワーク」のホームページでは、各市町で開設されている子ども食堂の一覧を公開しています。
また、子ども食堂を運営したいという方へは県の支援制度もあります。
問い合わせ先/しまね子ども食堂ネットワーク事務局(島根県社会福祉協議会地域福祉係)
TEL 0852-32-5997
TEL 0852-32-5997