特集記事
キッチンカーの前で笑顔を見せる藤原さん
スモール・ビジネス
地域資源を生かしたビジネス創出へ
中山間地域の資源は、6次産業化などにより価値を高めることで新たな収益につながる可能性を秘めています。地域資源を生かした商品やサービスを開発し、小規模であっても継続的に収入を得ることができる「スモール・ビジネス」。県では中山間地域での起業や雇用創出を目指し、「スモール・ビジネス」に取り組む事業者等を支援しています。
中山間地域に新たなビジネスを創出
益田市でイチゴ農家をしながら、キッチンカーでイチゴを使ったスイーツを製造販売する「空と小さな屋根の農園」の藤原大巌さん。新たな事業展開に向け、奔走しています。
藤原さんは東京都内でIT企業を経営していましたが、新型コロナの影響を受たことを契機に地方での就農を志し、令和3年春に移住。研修期間などを経て、同5年春にハウスを建ててイチゴの栽培を開始。市場出荷だけでは収益的に厳しいと考え、思いついたのがキッチンカーでした。
藤原さんは東京都内でIT企業を経営していましたが、新型コロナの影響を受たことを契機に地方での就農を志し、令和3年春に移住。研修期間などを経て、同5年春にハウスを建ててイチゴの栽培を開始。市場出荷だけでは収益的に厳しいと考え、思いついたのがキッチンカーでした。
イチゴのシュークリームやジェラートなどのスイーツを手掛け、県内外のイベントや商業施設で出店しています。
キッチンカーが好調な中、事業の拡大を計画。県のスモール・ビジネス育成支援事業を活用し、2台目のキッチンカーを購入しました。「この事業は、専門家からの助言も受けられとても助かりました」と振り返ります。
今後は平日のランチ販売も行う考えで、「イチゴをしっかり生産しつつ、2台をフル活用しながら多角的に事業を進めたい」と意気込んでいます。
キッチンカーが好調な中、事業の拡大を計画。県のスモール・ビジネス育成支援事業を活用し、2台目のキッチンカーを購入しました。「この事業は、専門家からの助言も受けられとても助かりました」と振り返ります。
今後は平日のランチ販売も行う考えで、「イチゴをしっかり生産しつつ、2台をフル活用しながら多角的に事業を進めたい」と意気込んでいます。
藤原さんが手掛けたイチゴを使ったスイーツ
課題に応じた支援を実施!
専門家による個別支援や専門分野に関するセミナーなどを行う「育成支援プログラム」、設備導入費などを助成する「補助金」で事業者を支援しています。