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県が育成を進めてきた高温耐性のうるち米の水稲新品種が、36年ぶりに誕生しました。暑さに強く、収量の多さ、食味の良さを兼ね備えており、島根の米作りを支える新たな品種として期待されています。

 


近年、島根県内でも夏は記録的な暑さとなっています。米作りにおいても、高温によって、コメが十分に実らず白く濁った粒が増えるなど、品質の低下が顕著な課題となっています。
こうした状況を受け、県は高温に強く高品質な水稲新品種「島系84号」の開発に取り組んできました。暑さに強い福井県の「越南258号」と、外観品質に優れた新潟県の「新潟110号」を掛け合わせて育成したもので、令和7年度から県内各地のほ場で実証栽培を進めています。
今年7月に出雲市で開催された水稲生産者大会では、新品種の名称を「つぶきらり」と発表しました。公募により選ばれた名称で、夏の強い日差しにも負けず輝く稲穂に育ってほしいとの願いが込められています。令和10年の一般栽培開始に向け、生産体制づくりが本格的に進められています。

名称「つぶきらり」発表の様子(令和8年7月 水稲生産者大会)



生産者も期待しています!

なべやまらいす株式会社(雲南市)
代表取締役 石原 公夫いしはら きみおさん

今年、実証ほ場の一つとして栽培に取り組みました。18年前に米作りを始めた頃と比べると、夏の暑さは年々厳しくなっています。暑さに強く収量が多いことは、生産者にとって大きな魅力です。今後は品質や食味を確かめながら取り組みたいと思います。
つぶきらりが消費者に親しまれ、島根の新たな品種として定着するとともに、県外にも広がる品種になることを期待しています。

 

問い合わせ先/農村漁村振興課 TEL 0852-22-5706