連載企画
しまねで暮らす
笑顔があふれる人を紹介します。
星降る森の写真館 カメラマン
宮脇 洸太さん
写真を通じて島根を発信したい
国立公園・三瓶山(大田市)の麓の緑豊かな森の中に昨夏、小さな写真館がオープンしました。眼前の浮布の池から水面越しに雄大な山容を仰ぎ、夜には満天の星が楽しめる唯一の写真館です。カメラを握る宮脇洸太さんは「地元の美しい自然の魅力を伝えたい」と笑顔で人びとを出迎えます。
邇摩高校時代から写真好きで、自身のバンド活動で必要となったアーティスト写真の撮影と編集を担当したのが原点。卒業後、短大を経て都内で会社員生活を送り、平成21年にUターンしました。
カメラマンになったのは自身の結婚時に前撮りを撮らなかった後悔からだそうで、「人生で同じ瞬間は二度とありません。写真を残すことで、後悔する人がいなくなればという思いでした」と話します。
満天の星を背景に花嫁やカップルを写し込む構図が持ち味で、国内外の数々のコンテストで受賞しています。SNSで評判が広がり、全国のカップルから撮影依頼が舞い込みます。撮影で県外にも出張しますが、島根の自然や食が好きで、帰る度に「やっぱり島根がいいな」と感じるそうです。
街中ではなく自然の中に自身の写真スタジオを持ちたいと考え、思いついたのが日本画家だった亡き祖父と何度も訪れた現在の場所でした。「思い出の土地に建てた写真館に多くの方にお越しいただき、島根の良さを感じてもらいたい」と思い描いています。
カメラマンになったのは自身の結婚時に前撮りを撮らなかった後悔からだそうで、「人生で同じ瞬間は二度とありません。写真を残すことで、後悔する人がいなくなればという思いでした」と話します。
満天の星を背景に花嫁やカップルを写し込む構図が持ち味で、国内外の数々のコンテストで受賞しています。SNSで評判が広がり、全国のカップルから撮影依頼が舞い込みます。撮影で県外にも出張しますが、島根の自然や食が好きで、帰る度に「やっぱり島根がいいな」と感じるそうです。
街中ではなく自然の中に自身の写真スタジオを持ちたいと考え、思いついたのが日本画家だった亡き祖父と何度も訪れた現在の場所でした。「思い出の土地に建てた写真館に多くの方にお越しいただき、島根の良さを感じてもらいたい」と思い描いています。
三瓶山麓の森の中に建つ写真館
宮脇さんが撮影した作品
国際コンペでの受賞作品など、作品の一部を紹介します。





星降る森の写真館 カメラマン
宮脇 洸太さん
大田市出身。日本画家の祖父、表具師の父を持ち、日常の中にアートがある家庭で育った。平成26年からウェディングを中心とした写真家、映像クリエーターとして活動。令和6年には国際コンペ「Asia WPA International Photography & Videography Competition」で世界1位になるなど、多数のコンテストで受賞。